高麗芝は急激に成長が衰え、手入れもほどほどになります。 10月になっても綺麗な緑色のままの高麗芝ですが成長はほとんど止まってしまいます。夏までの手入れが万全だと、芝生の密度も上がっており綺麗な緑色の絨毯が出来上がっていると思います。9月から11月 …
高麗芝は急激に成長が衰え、手入れもほどほどになります。
10月になっても綺麗な緑色のままの高麗芝ですが成長はほとんど止まってしまいます。夏までの手入れが万全だと、芝生の密度も上がっており綺麗な緑色の絨毯が出来上がっていると思います。9月から11月の間の芝生の手入れは、あまり手間がかからない用になってきます。
反対に、寒地型西洋芝の場合は成長が活発になってきますので、芝刈りの回数などは減らさないようにしましょう。
芝生を植える
高麗芝などの日本芝の場合は、10月は、芝生を植えるのには適していません。10月になり涼しくなってくると、芝の根が十分に土に根付かない間に、芝生が休眠時期に入ってしまうからです。
寒地型西洋芝の種まきの場合は、10月中旬頃までが種蒔きに適している時期です。秋に蒔いた寒地型西洋芝の場合は、新芽が出始めます。
芝刈り
10月の高麗芝の成長スピードは急速に衰えます。高麗芝の場合は月に1回、今シーズン最後の芝刈りをします。寒地型西洋芝の場合は月に3回程度を目安に25mmを目安に芝刈りをすると良いでしょう。9月に種蒔きをした芝生は長さが50mm程度になるまで芝刈りは控えるようにしましょう。
芝生の水やり
高麗芝などの日本芝の場合は、水やりはほとんど必要がありません。しかし芝生が乾燥しすぎているようだと、芝生の状態を見て適時に水やりを行ってください。寒地型西洋芝の場合でも、水はやりは毎日行いますが、芝生の表面を湿らす程度の軽い水やりでも大丈夫です。
芝生の肥料・施肥
高麗芝などの日本芝の場合は、10月の後半からは芝生の肥料ははほとんど必要がありません。寒地型西洋芝の場合は、チッソ分が多めの肥料(10%程度)の肥料を施してください。
病害虫対策
今までの芝生の肥料(施肥)が十分でない場合は、芝生の病気が発生する場合があります。芝生の状態をよく見て対応しましょう。