芝生の病害虫対策 – 芝生の異常の原因は、病気か害虫がほとんど。

芝生の異常は、病気か害虫が原因。 まず、病害虫にたいする一番の予防は、病害虫の発生しにくい環境を作ることです。水はけ、日当たりなどを考慮した場所に芝生を植えることが大切です。芝生が元気に育つことで病害虫を寄せ付けなくなり、病害虫 …

芝生の異常は、病気か害虫が原因。

芝生の病害虫対策

まず、病害虫にたいする一番の予防は、病害虫の発生しにくい環境を作ることです。水はけ、日当たりなどを考慮した場所に芝生を植えることが大切です。芝生が元気に育つことで病害虫を寄せ付けなくなり、病害虫の発生を防ぎます。

芝生の手入れを十分していても、芝生が枯れる、枯れたように色が変わる、などの異常が発生した場合、芝生の病気か害虫が疑われます。これを直すには、芝生の薬を使う事が必要になってきます。まずは症状に応じた適切な薬を選ぶことが大切です。

芝生の病害虫対策には、きっちりとした知識を知っておくといざという時に役立ちます。

主な芝生の病気 – 初夏や秋口に発生しやすいさび病。春に発生する春はげ症

高麗芝の代表的な病気出るさび病は肥料が不足すると発生しやすくなります。春はげ症は、春になっても芽がでず、部分的に剥げたようになる状態になります。ブラウンバッチは西洋芝に発生することが多く、葉腐病ともいわれています。

さび病

さび病

【症状】高麗芝などの日本芝に現れる代用的な病気。初夏や秋に発生しやすく、葉に鉄さびのような黄色い粉が斑点状に発生します。

春はげ症

春はげ症

【症状】春先にかけて良く発生する病気です。新芽が出てくる時期になっても部分的に剥げたような状態になります。

ブラウンバッチ

ブラウンバッチ

【症状】西洋芝に発生しやすく、部分的に枯れていき被害が拡大していく。7〜8月に発生しやすい。

主な芝生の害虫 – スジキリヨトウ、シバツトガ、スジコガネ(コガネムジ)の三大害虫

スジキリヨトウ、シバツトガ、スジコガネ(コガネムジ)は芝生の三大害虫といわれています。とくにコガネムシ類は、芝生につく代表的な害虫で、芝生の地中に卵を産み付けます。卵からかえった幼虫が芝生の根っこを食べて成長する、大きな被害を生み出す害虫です。

スジキリヨトウ

スジキリヨトウ

【特徴】幼虫が、芝生の葉や茎を食べます。大発生することがあり注意が必要。5月から9月にかけて発生。

シバツトガ

さび病

【特徴】幼虫が芝生の新芽を食べたり、芝生を黄色く変色させたり枯らしたりします。

スジコガネ(コガネムシ)

スジコガネ(コガネムシ)

【特徴】4月から5月に最も発生。幼虫が芝生の根を食べます。また成虫も芝生に穴をあけて卵を産みます。

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